| 日置流印西派 池上正陽 門人会について この門人会は草薙錬心舘の池上正陽先生から入門を許された人達で組織する門人の集まりです。 この会では門人の自主的運営により定めた日に門人が集まり、日置流に伝わる技術・伝承書物の勉強を行っています。 内容は日置流印西派に伝わる独自の演武、神事等で、一人では行う事の出来ない事の稽古を行ったり、弓に関わる知識や歴史について学んでいます。 他流派の勉強も、当流派を理解し伝承していくためには必要です。 他流派と当流派の礼儀作法や手順の違いを武家礼法・作法に照らし比較することで、実戦的な当流派の作法の形成についても学んでいます。 門人に対しては、先生より技量、知識、経験などに見合った允許をいただいています。 ☆入門して良かった事 門人 印可 野口涯正真 日本弓道連盟の五段に昇進以来、昇段は望まず 健康維持と趣味で楽しく精進。その折、日置流印西派の矢渡しを見て古式弓術に惹かれ平成6年10月13日遠州系に入門。 平成9年1月5日 池上正陽師匠の計らいで草薙錬心舘において、門人と静岡県立大学弓道部員の皆様で私の古希の祝射を開催してもらう。 平成11年3月14日には、私の印可授与式ならびに傘寿の祝射会を開催してもらう。この挙式は箱根神社武道場において宮司を始め神奈川県、静岡県の有志の方々で盛大に挙行、私も初めての正装で答礼射を行った。 平成12年11月11日には私が卒業した高知県立中村中学校(現在 県立高等学校)の創立百年祭記念に新弓道場が落成。その「柿落とし」に招待され62年ぶりに後輩の前で中島道子氏の介添えを得て印西派遠州系の矢渡しを行い、皆中して拍手喝采を浴びる。 後輩には初めての古式弓術の一部を見せた事、古希傘寿の祝射は印西派入門してこその行事で、私の生涯でこれに勝る事は無し。 ☆日置流を始めて良かった事 門人 中島道子 始めて良かった事の一番は「手の内」が決まった事です。一度決めた「手の内」は最後まで変わらないのが、当流派の特長です。「手の内」が決まると自然に妻手(めて)が収まり、小離れが出来、矢は勢い良く飛び、的中の音が気持ちよく聞こえる。それを楽しみに時間をやりくりして弓を引いています。 二番目は、今までに見た事の無かった、射法、行事に出会えた事。遠州系に伝わる鳴弦式、矢渡しその他、たとえ私が参加できない行事でも、見て得た知識はアドバイスできると思い、毎月の研修会に出席しています。今、神奈川にいる門人は3名ですが、1人でも多くの方が入門していただけたらうれしいです。 |