錬心舘の二代目宗家のご紹介

二代目宗家  保 巖 Iwao Tamotsu

保 巖

  • 少林寺流空手道連盟錬心舘 宗家 十段範士
  • 称号 少林寺 守正

二代目宗家故保巖は、開祖(故)保勇宗師の長男として鹿児島県に誕生しました。
2000年6月3日少林寺流空手道錬心舘宗家を襲名します。
師であり父である開祖の薫陶の下、厳しい修行を重ね少林寺流空手道の最高技術を極めます。

宗家による少林寺流正流七法の最高峰「公相君(クーシャンクー)」の型は、壮絶豪快の中に華麗さを備えた完成された型と評されています。
また、組手技術は防ぐことのできない空手道の最終技術として空手界の畏怖の的となった「後ろ回し蹴り」「連続回し蹴り」「二段廻転蹴り」「足刀くの字飛び」「螺旋回し蹴り」「逆風足刀蹴り」等あらゆる技術に精通しています。

1967年、第一回全国選手権大会において圧倒的な強さで優勝を飾り、以来指導者として普及活動を開始。

1969年弱冠19歳でフィリピンに渡り、バギオ商工科大学で指導にあたります。
1971年には台湾派遣団の団長として台北市に於いて指導。
1981年にはドミニカ共和国を拠点に中米各国で指導。現在活動する海外支部の基礎を創りました。

イギリスで指導する宗家
インドに保 巖国際基金設立

近年は欧州、インド、北米各地でも指導にあたり、高い組手技術と深い精神性を有する代表的な日本武道として、年々愛好者の数を増やし空手道の国際化を推進しています。

特にインドには宗家自ら幾度となく訪問し、財団法人イワオ・タモツ・ファンデーション・インターナショナル(保 巖国際基金)を創設。、インドの恵まれない子供たちの教育支援を始め、国際交流や福祉活動も積極的に展開しています。
国内においては貧しい国々の実情を訴えるべく、チャリティ活動や講演活動などを精力的に行い現在も支援の和を広げています。

「空手道の神髄は型にあり」、合理性に立脚した華麗でスピード感溢れる型の普及を通じて心・技・体に充実した健全なる青少年の育成に大きく貢献しました。
いま、一門の先頭に立ち、その卓越した指導力で教育者としても全国各地に精神的・技術的高揚をもたらし、連盟発展のための近代化、国際化に尽力している一門の総帥です。
勇壮且つ果敢で機知に富み、至情溢れる感性で社会平和に貢献し得る真の空手道の創造を目指す。錬心舘空手道の格式高い精神性を原点に青少年に夢と希望を与える21世紀の武道家として門内外の敬愛を広く集めておられます。

また、趣味である書道・絵画・写真には感受性の高さと表現力の豊かさが現れ、各方面の専門家から賛辞を頂くとともに受賞暦も多数あります。

平成28年11月29日享年69歳、惜しまれつつ逝去されました。挙聖と謳われた開祖保勇師の後継者として、少林寺流空手道の国際化と正流七法の型の正確な伝承に貢献された尊い生涯でありました。

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